商標活用事例14(看板ブランドの認知度を利用した戦略)

看板ブランドの認知度を利用したブランド戦略

この商標活用事例は、特許庁発行「事例から学ぶ商標活用ガイド」に掲載されている事例を紹介するもので、それを編集・加工等しております。
詳しくは、「事例から学ぶ商標活用ガイド」(特許庁)の中の「商標制度活用事例14」をご参照ください。

ブランド名を商標登録し、看板ブランドになったら、その認知度を利用してブランド戦略

カミ商事株式会社の主力商品ブランド名は、ティッシュペーパーの「エルモア」。「エルモア」は、彼女を意味する「エル(elle)」と私を意味する「モア(moi)」というフランス語を組み合わせた造語。このブランド名は商標登録して万全を期して使用開始

その後、ティッシュペーパーにおける「エルモア」の認知度が高まったことで、そのブランド力を紙おむつにも活用。元々、紙おむつは「いちばん」というネーミングで販売していましたが、「いちばん」では商標登録できなかったということと、更なる販売拡大のために、「エルモア」の認知度の高さを利用することを考え、「エルモアいちばん」に名称を変更。

名称変更により、広く知られた“あの”「エルモア」のメーカーの紙おむつであるとすぐ分かるようになったので、お客様に注目してもらいやすくなった。また、新しい「エルモアいちばん」の名称は商標登録もできたので、安心度も高まった。

・ブランド名はまず商標登録!看板ブランドになったら、その認知度を利用して他の商品にも
・ブランド名が会社の代名詞に!採用活動でもブランド名を前面に!

コラボ商品を通じて国内外で更にブランド認知度向上

海外展開も行なっているが、海外の取引業者がプライベートブランドを有していると、そのブランド名で販売したいとの要望もあるが、海外に自社ブランドを展開したいという思いがあるので、自社のブランド名も併記して販売するように交渉。

また、他社のキャラクターとのコラボレーション商品も販売。

このような事業展開を通して、国内外の「エルモア」ブランドの認知度を更に高めている

公的支援やマドプロ出願の制度を活用し効率的に権利化

海外進出する国には商標出願。JETROが実施している中小企業等外国出願支援事業」を活用し、助成金をもらって出願。出願に当たってはマドリッド協定議定書による国際出願(マドプロ出願)の制度を利用して、多くの国に一括して出願、効率的に商標登録の手続を進めた。

悪質な模倣品にはしっかり対処

国内外で、商品名が似たものや商品デザインが酷似したものが販売されることがあるが、悪質なものには、商標権や不正競争防止法を基に警告を行うことで対処

これまで、警告により販売停止となっている事例も。また、海外では、契約している販売店以外のルートで商品が輸入されようとした場合に輸入差止めがされるよう、税関に登録している国(ロシア)もあります。

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