商標活用事例9(商品をイメージしやすいネーミング)

商品をイメージしやすいネーミング

この商標活用事例は、特許庁発行「事例から学ぶ商標活用ガイド」に掲載されている事例を紹介するもので、それを編集・加工等しております。
詳しくは、「事例から学ぶ商標活用ガイド」(特許庁)の中の「商標制度活用事例09」をご参照ください。

商品をイメージしやすいネーミングで他社と差別化

株式会社ロゴスコーポレーションは、良い製品を作って、お客様に良いイメージを持ってもらえれば商標の価値はずっと続いていく、という信念の下、商標を重視したブランド戦略を展開

ビジネスのサイクルが短い業界なので、お客様にわかりやすいネーミングにする必要がある。ただ、わかりやすさを求めると普通名称になりがちなので工夫が必要。例えば、凍結するとマイナス16 °Cになる保冷剤。同様の製品を他社が「ネオ○○」や「バイオ○○」の名前で販売していたのに対し、商品イメージをより伝えたいと思い「氷点下パック」と名付けた。氷よりもっと冷たいのかなというイメージが出る。

消費者に商品の機能がイメージしやすいネーミングと、実際の商品の品質の高さをリンクさせることで、価格競争に陥ることなく、他社と差別化しながら販売可能に。SNSのハッシュタグなどで商標がそのまま使われたり、お客様からクチコミで広がり、実際に売上げの数字にも反映

・ライバルメーカーとの差別化をするために商標が果たす役割は大きい
・イメージが直接伝わる商標で差別化
・商品の説明をわざわざしなくても商品名を見たら何なのか分かることが大事

コラボ商品でさらにブランド力向上

有名メーカーなどに商標をライセンスしており、ロゴスのマーク付きで販売。ライセンス料が得られ、また、有名メーカーとコラボレーションしているということでロゴスのブランド力も向上

一方、ある商品についてライセンスを求められたとき、その商品について商標権を持っていなかったために契約を断念した経験もあるため、アウトドア用品は商品の分野が広いので、将来使用する可能性がある分野も含めて商標を権利化することが重要

模倣品はすぐさま動き、徹底的に戦うという印象づけが大事

人気が出るとどうしても模倣品がでるが、外回りや取引先の量販店で模倣品が無いかチェック。模倣品、類似品を見つけたらすぐに動く。まず商標権に基づき警告。誠意のある対応がない場合は訴訟を提起。徹底的に戦う姿勢を示すことで「ロゴスの製品を真似するのはやばいな」と印象づける。模倣品には毅然と対応。

株式会社ロゴスコーポレーションの知財戦略

株式会社ロゴスコーポレーションの知財戦略については、経済産業省近畿経済産業局のホームページでも紹介されています。

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